「聞く」ということ。
- kokorodesignkaigi
- 2014年8月16日
- 読了時間: 2分

第1回目のテーマとして、何を書こうか迷いましたが、 僕のメインテーマの一つである「聞く」ということについて書いてみます。
「聞く」という行為はとても難しく、奥が深くて、僕もまだまだ模索中ですが、 僕がずっと大切にしていることを書いてみたいと思います。
ここ最近の僕のまわり
特にこの3、4年くらいですが、
僕のまわりで、鬱と診断されて休職する人や、 そこまではいかなくても人間関係などの悩みを持つ人が多く、 色々な話を聞いてきました。 体や心の不調を解決するためには、専門的な知識が必要なこともあるので、 最近、精神科やカウンセラーの存在が身近になっていることは、 良いことだと、僕は考えています。 それに加えて、根本的な問題解決のためには、 近くにいる人の支えが必要であり、 近くにいる人が「聞く」ということが、とても大切だと思っています。 そもそも、聞いてくれる人がいない、話し方がわからない、 聞き方がわからない、という悩みが多いようにも感じます。 僕は、できる限り、「聞く」場をつくりたいと考えています。 「聞く」が先にある
僕が、大切だと思っていることは、 相手の話すという行動が先にあって、自分が聞くのではなく、 自分の聞くという行動が先にあって、相手が話すのだと思っています。 (つまり、聞くというのは、 受動的な行為ではなく、能動的な行為だということです。) 例えば、 どうしたの?大丈夫?という「聞く」が先にあって、 実は・・・、という「話す」が生まれます。 相手の「話す」が生まれたとき、それをちゃんと受け止めることで、 また次も話そうかな、相談しようかなと思ってくれるかも知れません。 これは、次回の「聞く」の始まりですね。 さらに、少し厳しく言えば、 自分が溺れているときに、溺れている人にはつかまりたくないわけで、 自分が泳げるようにならないとダメですよね。 自分が成長して、泳げるようになること、 色んな話を受け止められるようになること。 これが「聞く」の根本だと思っています。 色んな「聞く」がある
色々書きましたが、僕の場合は、 自分が人に相談するのが苦手、というところから出発しています。 なので、こんな感じで聞いてくれると、自分は話しやすいかな、 などと想像しながら相談を受けてきました。 他にも色んな「聞く」があると思います。 みなさんの「聞く」はどんな感じでしょうか?? 最後まで読んで頂いてありがとうございます☆ 「伝える」というのも同様に難しいですよね。
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